あなたが80才になったとき、ご自分の歯は何本残っていると思いますか?
現在80歳の日本人の残存平均数は7~8本です。
歯は上下で28本(親知らずを含めると32本)ありますから、80歳までに、20本以上の歯を失っていることが分かります。
原因は、虫歯と歯周病、そして咬み合わせです。
本来、80歳の方で約20本前後残っていれば、歯の健康状態は良好と言われています。
長期的にご自分の歯を維持するためには、虫歯や歯周病にならないこと、なるべく歯を削らないことが一番理想的です。
実際、北欧などの予防先進国では、80歳でも平均20本以上の歯を健康に維持することができています。
当院ではメンテナンス中心の診療システムを活用した「予防」に焦点を当てた歯科医療の提供を大切にしています。
そして、予防においては皆様が家庭で行う「ホームケア」と、歯科医院で行う「プロフェッショナルケア」を行うことが不可欠です。
アクセス
【所在地】
〒112-0015 東京都文京区目白台1−23−7
グリーンヒルズ目白台1F
護国寺駅 徒歩 8分/ 土曜も17時まで診療!
診療について
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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午前 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 休 | 休 |
午後 | ● | ● | × | ● | ● | ※ | 休 | 休 |
- 受付時間
- [月・火・木・金]
9:00~13:00
15:00~18:00
[水]
9:00~13:00
[土]
09:00~13:00
15:00~17:00 - 休診日
- 日・祝・水曜日の午後
予防歯科
予防・メンテナンスとは・・・?
ホームケア:ブラッシング
虫歯・歯周病予防で大切となるプラークコントロール。
プラーク(歯垢)とは細菌の塊のことで、それをコントロールする鍵となるのがブラッシングです。
ブラッシングは、継続して行うことが何より大切です。
すぐに効果が出るわけではありませんが、長い目でコツコツと行うことで、必ず歯を長持ちさせることができます。
口腔衛生のプロである歯科衛生士のアドバイスを受け、正しいブラッシングを身に付けましょう。
- 歯ブラシの毛先を磨くポイントにしっかりとあてます。
- 力を入れすぎず、軽く磨きましょう。
- 歯ブラシは細かく動かします。
- 1ヶ所あたり10回~20回程度、磨いてください。
プロフェッショナルケア:PMTC
PMTCとはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略語で、「専用の器材を使用したプロによる歯のクリーニング」を指します。
虫歯や歯周病は細菌感染によって起こります。
これは歯の表面や歯周ポケット内部のプラークが成熟して形成される細菌が作った膜・バイオフィルムが主な原因です。
バイオフィルムは細菌がフィルム状のバリヤーに覆われているため、生体の防御メカニズムで細菌が排除されないだけでなく、抗生剤や殺菌剤などの化学療法も効果的ではありません。
PMTCは、このバイオフィルムを除去し、虫歯や歯周病を予防する効果的な方法です。
PMTCの流れ | PMTCの効果 |
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清掃 |
効果1:歯質の強化 研磨用のフッ化物入りペーストにより再石灰化(カルシウム等)を促し、歯のエナメル質を強化します。 |
研磨ペースト |
効果2:虫歯の予防 細菌性バイオフィルムを破壊し、プラークを除去し、再付着を防ぎ、虫歯を予防します。またエナメル質表面へのカルシウム補給を助けます。 |
研磨 |
効果3:歯周病の改善・予防 歯面から歯肉縁上ならびに歯肉縁下1~3mmのプラークを除去することにより、歯肉の症状を改善します。 また、歯肉が引き締まってきますので、歯周病、歯肉炎の予防にもつながります。 |
研磨 |
効果4:審美性の向上 タバコのヤニや茶シブなどの沈着した色素を取り除き、光沢のある本来の歯面に回復します。また汚れをつきにくくします。 |
洗浄 |
効果5:歯の健康を保つ 予防歯科の先進国北欧やアメリカでは、多くの高齢者が入れ歯に頼らず自分の歯でおいしく食べており、PMTCが歯の健康を保つのに効果的であることが実証されています。 |
フッ素塗布 |
必要に応じ |
シーラント
歯ブラシが難しい奥歯の溝はたいへん虫歯になりやすく、その溝の部分にフッ素配合の樹脂系材料を埋める事によって虫歯を防ぐ処置を行います。
特にお子様への予防治療に有効です。
歯科検診・リコールシステム
最近歯科治療を受けていない方は、毎日気を付けていても、虫歯や歯周病が自覚症状なく進行していることがあります。
ぜひ一度当院の歯科検診を受けてみませんか?現在のお口の中の状態を詳しくご説明いたします。
また当院で治療が終了された方には、年齢、症状に応じ、1ヵ月~6ヵ月ごとに、定期健診およびメンテナンスを実施しています。
常にクリーンな口内環境を保ちましょう。